費用が安く済む「直葬」のデメリットとは?

ネットで葬儀について調べていると「直葬」というのを見つけました。
内容を見ると、火葬のみで費用が安いとのことですが、直葬にするとどんなデメリットがあるのでしょう?

最近では「家族葬」や「直葬」といったいわば新しい形の葬儀形態も増えてきました。
葬儀価格や内容の選択肢が増えることは良いことですが、「直葬にしたら親族から猛反対を受けた」とか「家族葬にしたけど、普通の葬儀より高くなってしまった」といった後悔の声もよく聞きます。
今回は直葬を選んだ場合のデメリットを解説しています。



通夜と葬儀がない

お葬儀の形として「家族葬」や「直葬」といったいわば新しい形の葬儀形態も増えてきました。
「家族葬」や「直葬」が選ばれる最大の理由は「費用が安く済む」ということでしょうが、それ以外にも「ご近所や仕事関係の方々との付き合いもなく、葬儀に参列する方がいないから小規模な葬儀で十分」とか「生前にしっかりお別れできたから、葬儀は簡単で良い」ということもあるのでしょう。
実は「家族葬」や「直葬」に明確な定義というのはないのですが、一般的に「家族葬は通夜・葬儀を行う」のに対し、「直葬は通夜・葬儀を行わず火葬のみ」という使い分けをされています。

火葬式と直葬はほぼ同じ

「小さなお葬式」などのポータルサイトや多くの葬儀社のWEBサイトで"火葬式"と表現されていることがありますが、火葬式と直葬はほぼ同じと考えて間違いありません。
つまり火葬"式"でも式がないことが多いのです。
ちなみにおてごろ葬では直葬は火葬と書類手続きのみ、火葬式は直葬+火葬場でのお別れ付きと明確に分けています。

直葬プラン

直葬プラン

税別12万円

#火葬のみ

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火葬式プラン

火葬式プラン

税別16万円

#告別式・お花付き

chevron_right火葬式プランの詳細

「直葬」を選ぶことで生じる問題

さて、「家族葬は通夜・葬儀を行う」のに対し、「直葬は通夜・葬儀を行わず火葬のみ」ということになりますと、当たり前ですが家族葬より直葬のほうが安く済むのですが、直葬を選んだ時に生じる問題点も考えておかなければいけません。

周りの人たちの理解

故人が本当にご近所さんや友人知人との付き合いが全くないのなら問題ありませんが、もしかするとご家族も知らない交友関係があるかもしれません。
たとえば後からご近所さんやご友人などが死去のことを知ったときに「お葬式くらいしてあげればよかったのに…」と言われてしまうかもしれません。
また"費用が安く済むから"という理由で直葬を選んだとしても、家族や親せきから葬儀を行わないことに猛反対されて、打ち合わせからやり直すことになるということもあり得ます。
安易に直葬を選ぶのではなく、交友関係を聞いておいたり、家族や親せきに前もって直葬の意向を伝えておくなどの工夫が重要です。

安置の時に故人と面会できないことも

何度も申し上げますが、直葬は安いのです。
安い理由として通夜・葬儀を行わないということも1つですが、葬儀社がドライアイス代や場所代等の経費を削減するために、大きな冷蔵庫のようなところに安置するというところもあります。
ご自宅で安置していれば、安置の間にご家族やご近所さんがお参りに来ることもできますが、大きな冷蔵庫のようなところで安置されてしまうと、病院の後で面会できるのは火葬場だけです。
個人的には少し寂しい気がします。

出来るだけ広い視野で考えてみる

葬儀に限らず、“安い"モノやサービスには"安い"なりの理由があります。
安い理由を理解したうえで、まずは家族葬や直葬など広い視野で選ぶようにしたいですね。
いろいろな情報が溢れていてわからない!という方はぜひ私共にご相談ください。





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