三具足とは?

お飾りの基本となる「香華灯明」

仏様のご供養の際、基本となるのは「香華灯明(こうげとうみょう)」です。
つまり“香炉"“花立て"“蝋燭立て"の3つのことです。
この3つを合わせて「三具足」といい、宗派に関わらずお仏壇のお飾りの共通の基本となるものです。
ちなみに三具足より丁寧になると、中心の香炉から花立て1対、蝋燭立て1対を合わせて「五具足」と呼ばれます。

飾り方は「左灯右華」

“香炉"と"花立て"と"蝋燭立て"の3つを合わせて"三具足"と言いますが、3つがすべてそろったら適当に飾ればいいわけではありません。
飾り方は香炉を中心に、仏様から見て「左灯右華」になるよう飾ります。
つまり左側に蝋燭立てを、右側に花立てを供えます。
お参りする私たちから見ると、向かって右側に蝋燭立てを、左側に花立てを供えれば良いわけです。


香炉は「真ん中手前」に

ちなみに香炉ですが、三つ足の場合はそのうち1つの足が真正面に来るように置きます。
さらに香炉を左右にある花立てと蝋燭立てより少し前に出してあげると、お焼香がしやすくなります。
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